フィアットやミニのシートカバーの定番と言えばCABANA!
この度、私の愛車であるMINI 3ドア(F55)・クーパーSにCABANAのシートカバーを自分で取り付けをしたので、掛かった時間や取り付ける際のコツについて画像を交えながら体験談を書いてみます。
ディーラーやカスタマイズショップに頼むと工賃が取られますし、これから装着を考えている人の参考になれば幸いです。
使い心地やレビューについては別記事にまとめたのでよろしければ合わせてご覧ください。
⇒CABANAシートカバーの通気性や座り心地などの評価と感想!
目次
カバナのシートカバーを注文しよう
まずはオーダーから
カバナのシートカバーはMINIディーラーや専門ショップ以外に、ネットから直接注文することができます。
URLはコチラ。
素材の質感や手触り、実際の色を見て決めたい方はサンプル記事が置いてある店舗にいくのがオススメです。
カバナのシートカバーは素材や色が豊富に揃っており、決めるのに良い意味で悩み続けることになるでしょう(笑)
3代目のF系ミニのラインナップは以下の様になってます。
- ストライプ
- ユニオンジャック
- パークレーン
- チェッカー
- ユニオンジャック・カーボンスタイル
- パークレーン ・カーボンスタイル
- パークレーン ・本革パンチング
- パークレーン・スエード
- パークレーン・本革パンチングスエード
素材としては大きく4種類です。
- PVC(ポリ塩化ビニルによる人工革)
- カーボン
- スエード
- 本革パンチング
特に記載がなければPVCがメイン。
今回、私がオーダーしたのは『パークレーン/本革パンチングスエード』で実際の写真はこちら。
スエード記事はアルンカタラのように上質な素材で、本革パンチング部分はクッション性が高く穴が開いているので蒸れずらいです。
お値段で言えば最も高価なのですがシートカバーの弱点である通気性の悪さによる蒸れを少しでも無くしたかったので、サイドサポートがスエードになり、着座面はパンチングが入った本革になるタイプを選びました。
前席部分だけでもオーダーできミニの3ドアだし後部座席はほぼ荷物置き場としか使ってないので後ろは無しで良いかな、、、とも考えましたが、せっかくの派手な赤色ですし後部座席も赤くしようということでフルシートにしました。
パークレーン・本革パンチングスエード
それぞれタイプに応じてオーダーできる部分は異なりますが、パークレーン・本革パンチングスエードだと4つの部分について色を指定できます。
私のオーダーした色(カラー番号)も載せてみます。
- 本革パンチング:Rooster Red No.105
- スエード:Rooster Red No.84
- Wステッチ:Rooster Red No.39
- ベース/PVC:Rooster Red No.39
淵のWステッチは黒にしてみようかなど色々考えましたが、スパッと全て赤のルースターレッドでオーダー!
赤色は他に、正に真っ赤のピュアレッドがありますがピュアレッドはPVC部分にしかオーダーできないので、全て統一できるルースターレッドにしてみました。
ルースターレッドは暗めで落ち着いた赤色ですし、ミニのインテリアサーフェスのグローイングレッドにも似ていますしね。
既に装着後で若干遠めの写真ですが色の雰囲気が分かればと思います。
ちなみにミニのボディカラーはメタリックのブレイジングレッド。
サイドサポート部分はスエード生地。
赤いボディに赤いシートは派手過ぎてどうなの!?と自分でも思いましたが、同じ赤なのですんなり馴染み違和感はあまりなく意外と目立ちません(笑)
納期は2~3週間
カバナのサイトにも書いてありますが納期は注文してから2~3週間後です。
注文してから1日後には早くも出荷予定日の連絡メールが来て私の場合は丁度2週間後とのこと。
発送した時点でもメールがきて安心安全!
届きました
大きな段ボールで届きます!
当たり前ですが真っ赤です。
シートカバー以外には車種に応じた取り付け説明書と取り付け用のヘラと掃除用のスポンジ、また今回はカバナのPRマガジンが入ってました。
その他、取り付けに必要なのはトルクスレンチ(ヘックスローブ)のドライバー!
マニュアル内にも書いてありますが、こちらは付属しないので持ってない方は事前に購入しておきましょう!
ちなみにマニュアルはカバナのホームページからダウンロードできるので、自分で取り付ける方は届く前に熟読するのをオススメします。
ダウンロードページ→http://cabana-direct.jp/html/page73.html
取り付け方法やポイント
では、いよいよ取り付けへ!
基本的にはマニュアル通りでOKなので、マニュアルには書いてないリアルなポイントや思ったことを中心に書いていきます。
ヘッドレスト
まずは簡単そうなヘッドレストから!
外して部屋に持ち込み取り付けていきます。
ヘッドレストに関しては前後を間違えやすいことに注意。
指で潰したり床にヘッドレストを置いて膝で潰したりしながら付けていけば難しくありません。
マニュアルにも書いてある通り遠慮なくつぶしてください(笑)
固定するマジックテープのベルト、プレートをパチンパチンして無事に完成!
後席の座面部分
次に取り掛かったのは後席の座面部分です。。。
なぜこの場所かというとヘッドレストと同じく室内での部屋作業が推奨されるからです。
ミニの後部座面はガバッと外して作業しましょう!
ということなのでマニュアル通りに上に持ち上げてみると、対して力を入れることなくあっさり外れました。
写真が雑で分かりにくいかもしれませんが、着座部分を外した後席部分。
部屋に持ち込んだ後部座席の裏側部分です!
珍しい裏側部分だけ撮ったので座面である表部分の写真はありませんが、、、
このようにベルトや紐を使って付けていくだけなので簡単です。
車内だとスペース的に大変なので部屋に持ち込むのがオススメ!
ここで最も苦労したのはチャイルドシート取り付け用のISOFIXコネクタ。
ミニ3ドアの後部座席で、、、私が独身で結婚する予定も今のところない( ノД`)シクシク…ですし外そうかと思いましたが、ご丁寧にカバナのシートカバーにはISOFIX部分に穴が開いているので、ちゃんと付けないと破れたように見えます。。。
ということでISOFIXコネクタを1度外してシートカバーの上から再装着するわけですがこれが物凄い大変でした。
空いている穴は最小限の大きさなので、結構な力を入れないとカチッとはまりません。
表から押す人と裏側からサポートする人、2人いれば楽だと思います。
もちろん一人だと大変なだけで無理ではありませんよ!
運転席と助手席へ
いよいよ狭いミニの車内で作業をしていきます!
まずはクーパーS特有のオットマン部分から取り掛かります。
可動部分の隙間に手を入れてシートを捲ってプレートを手で外すと、固定してあるトルクスネジが見えます。
なので単純にマニュアル通り指定のトルクスレンチ(T25)を使って外すだけです。
すると、このように外れます。
そして、、、ここからは作業に熱中してしまい写真をほぼ撮っていません(´;ω;`)ウッ…撮る余裕がなかったです( ノД`)シクシク…
参考にしたかった方すいません。。。
気が付けば(4~5時間)運転席、助手席、そして後部座席に装着完了です。
所々納得いかない部分もありましたが、体力+握力の限界を迎えたため後日直せばいいやということで終了。。。
ここでポイントやコツ、知っておいて欲しいことをまとめてみます。
- 外すフックの形状をしっかりと考えてから外すようにする
- 運転席でやったことは助手席でも同じ!
- 説明書をしっかりと読む
- 疲れたら休憩する
最初の外すフック、、、というのは下の写真でピックアップしている部分ですね。
シートレールからフックをいくつか外す作業があるのですが、私はとりあえずガチャガチャしてれば外せるだろうと考え適当にやっていたのですが、最初の1つ外すだけで10分以上かかりました。。。
フックとフックが引っかかっている部分の形状を把握して、どのような角度なら外せるのかを考えてください。
するとアッサリ外れます。
まあこんな所で悩んだり時間を使うのは僕ぐらいでしょうけど(´;ω;`)ウッ…
ランバーサポート
マニュアルには書いてありませんでしたがF系のミニクーパーSにはランバーサポート機能が付いています。
このダイヤル部分は外さずにシートカバーを付けますが、付ける前にランバーサポートをゼロ?というかペタンコにするのが良いのではないかと思います。
もしくは好みの膨らみに合わせてから被せて下さい!
シートカバー付けてしまうと調整は困難を極めますから。
これ!の調整を忘れずに!
シートカバーを少しでもつけやすくしたいならペタンコにしましょう。
後部座席
あと後部座席で難しかったところを紹介します。
持ち上げたらあっさり外れた後部の座面部分ですが、車両本体に取り付ける際にはシートベルトの差し込み口と穴の部分をピッタリ合わせないといけません。
このようにシートベルト差込口の角度を合わせる必要があります。
この作業が意外と難しくて左右均等にシートを付けていかないと、すぐに片方が倒れます(´;ω;`)ウッ…
こればっかりはセンス!?の問題なので、スムーズに行く人はスムーズですし、私のように不器用だと苦労するかもしれません。
左右のバランス、角度がピッタリ合えば、穴から差し込み口が出てきます!
あとはバンバンと叩いたら装着完了。
背面カバーの取り付け中の写真はこの2枚だけです(´;ω;`)ウッ…
このように隙間ができる部分はヘラを使って綺麗にしましょう!
作業についてまとめ
全てを1人で行い所要時間としては4~5時間掛かりました。。。
シートカバーを被せる作業に関しては、なんだかんだで”力”が必要です。
被せたあとに最終的にマジックテープやファスナーを使って固定するのですが、女性一人だとピッタリ固定するのは難しいと感じました。
私自身はいたって平均的なアラサー男ですが、それでも大変でしたので(´;ω;`)ウッ…
あと握力や体力も徐々に減っていくので時間が経つにつれて慣れて早くなるわけではなく、疲れによってだんだん作業効率が落ちて行きます。
体力に自信がある人は別なんでしょうけど、日頃運動不足を実感している方は大変ですよ!
そしてヘルプしてくれる友達や家族がいるなら素直に頼んで下さい。
何かと捗ることは間違いありませんから。
真夏と真冬は辛いはず
今回の取り付けは11月の上旬に行い身体を動かすと丁度良い温度で、汗も心地よく感じたぐらいです。
が作業中に真夏や真冬だったら無理だったなと思いました。
ボーっとしてるだけでも外にいたら倒れそうな夏に、シートカバー取り付け作業なんかしたら地獄!
シートカバーが早速、汗まみれになるでしょう(笑)
真冬に関しては手がかじかんで力が入らないですし、カバーも寒さで収縮するようです。
取り付けマニュアルにも『生地の伸びが弱く取り付けしにくい場合は、カバー本体を温めてから取り付けて下さい。』
という記載があるように作業は困難を極めます。
自分で取り付けを考える際には季節も考慮して決めるのがベスト。
真夏or真冬は素直にディーラーやショップに頼むのが吉!
シートカバーを頼むとおまけで小物入れが付いてくるようで私の場合はスエード素材でした。
工賃は15000円程度
参考までに取り付けの工賃は10000円~20000円程度で、相場的には15000円程度のようです。
作業時間は1~3時間が多いですね。
新車購入時やキャンペーン時で作業工賃を無料にできるなら、ぜひ取り付けてもらいましょう!という感じでしょうか。
後日談
1日で綺麗に取り付けられた感じで書きましたが体力の限界もあり所々で雑に終わった部分が気になって、助手席と運転席の背面カバーに関しては1週間後に、また外して丁寧に取り付けしなおしました。
1回付けて外すことで伸縮性は良くなってますし作業の流れも分かるのでアラ綺麗に!
このようにとりあえず付けて雑だったり気になる部分は後日直すというパターンもオススメです(笑)
取り付けについてザックリ書いてみましたが少しでも参考になれば幸いです。
今回の車種はミニ3ドアでオットマン付なので難易度としてはカバナのラインナップでは難しいほうです。
後部座席の作業がしやすい5ドアやオットマンが無い車種であればもう少しカンタンなはず!
と、いうことでシートカバーの取り付け体験でした
大変ですけどオシャレになることは間違いないですし、少しでも興味のあるかたは是非オーダーを検討してみてください!

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